ハンドメイド羅宇

はっきりしない天気だなぁ。ホケキョも聴こえません。例年なら春ファッションの先駆けを競う女子がごとく、声慣らしをしてたんですけど。雪の日に目白が遊びにきたり、変です。今年。キーボードばかりの指先仕事(厳密には仕事ではないな)に飽きたので、手作業をします。手を全部使います。羅宇の作り事をしましょう。左の画像は、考え事用デスク据え置きの一本。私の道具以外に三本、計5本を常備しています。たこ糸なのに、何故かぶたさんと一緒に映っています。こういうの、好き。使用途中でひびが入り、ヤニが表に出て指を汚します。ひらめいて、たこ糸をまとめ結びにしたもの。結構、趣が排出されて長らく使っています。アップにしました。ホワイトチョコがカカオ80%になっています。雁首はメタルアート。荒っぽい私のメンテナンス方法では穴があいてしまいます。暇つぶしに廃材の真鍮をハンダ付け。私のような手入れはメーカーも想定外でしょうが、材質は真鍮製をぜひお勧めします。やわ過ぎ。マイサイズに切断した竹と借り穴用のハンドドリル。竹は節を入れてもいいんだけど、好みでないので。素直な円柱です。切り口がささくれ立ちます。決してこれを剥いではなりません。ニコチンタールが1mm以下になります。てか、余分な空気が入り込み、葉が燃焼せず吸えません。3mmなので下穴です。電動ドリルであければ1回で済むんだけど、手作業の気分に浸りたかったので。紙ヤスリで雁首にぴったりフィットにすればできあがり。フィルタの片側は調整なしでドンピシャ。小さな奇跡の積み重ねで人は生きながらえられます。作り方はカスタマイズ方式なので特記しません。ピカピカの雁首は以前撮影用に購入したもの。喫煙の火でアッちゅう間にメッキが剥がれます。オールドライターのようにミクロン単位ですり減れば熟成したテイストに醸されるですが。。。柔いし。煙管を長く愉しみたいこれからの方は、くれぐれも材質だけは気にしてください。久しぶりに経年変化を味わいたい、の製作です。竹の切り出しから15分もかかりません。樹脂を、塗ったり張ったりもしません。本乾燥もしていない竹は、キツネがビターチョコにドロンと化けます。

材料費は以前記した試算で、@三円もしません。失敗しようが、ヒビが入ろうが、割れようがヘッチャラです。

コメントを残す