今日のライター ASR

またもや、来訪鳥です。目覚めて、一番目の作業であるカーテンと窓を開け、歯を磨き部屋に戻り、冷めたコーヒで一服。10分間のルーティンです。リビングへ出向こう、と、そのとき。パタパタバタとにぎやかに訪れました。1mそこらの至近です。窓も開いています。お構いなしです。同一鳥物かは定かでありませんが、同一種であることは確かです。お尻を向けてキョロキョロと何やら物色しているキョロちゃんです。今日のライター、ASR、American Safety Razor社。その名の通り、米国の、何故だか分かりませんがカミソリ屋さんが作ったライター。1940年を中心に生まれています。炎の右にあるポッチを押し下げると、リッドが上がると同時にヤスリをこすり着火するセミオートタイプ。ご覧のように、テーブルタイプの一台です。ポケットに入れるには取っ手が引っ掛かり過ぎます。取っ手は外れますが、大き過ぎます。本体をカパッと抜いて給油します。携帯タイプと同じサイズです。試しに別個体のカバーを嵌めてみたところ、ぴったり合致しました。合理的なのか、工業的なのかは計り知れません。テーブルタイプ、というよりもサーバータイプと呼んだ方がぴったりくるかも。素敵なお姉さんが、火を提供されています。米国にも数多くの老舗があります。ジッポーだけではありません。アメリカンドリームを体現する華美なモデルを数多く生み出しています。EC諸国産とはひと味違う過飾さが、何ともらしいところ。ASRよりちょっと前世だけど、エヴァンスなんてグレート・ギャッツビーそのものですね。でも、ディカプリオは観てないけれど、レッドフォードはダンヒルで煙草に火を着けていたような気がします。

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