消えたシャグ屋 哀しい 一服

曇天でした。ドンドン曇でした。入道雲なら暑気冷ましに、一雨恵んでくれるんでしょう。雨の降らない雲。ミドルグレーの分厚いクラウドです。宇宙側ではお陽様にカンカンと熱せられているんでしょう。地球側ではその余波で、ぬるい湿気だけが存分に降り注ぎます。蒸す。ムシムシムシ。ちょっと事情があり、上チビの面倒を午前中だけでも見てやろうと、連れ出します。愛用のチェも切れました。チビのレジャーランドへ向かいます。というのは、シャグを置いている煙草屋さんを見つけたから。昨年の6月にオープンです。もっけの幸いです。馴染みの大型商業施設内にあります。熱中症の心配もありません。危うくなれば館内に逃げ込めます。大仏さんのお住まいと山焼山。手前のキンキンキラキラは大極殿。デジカメの最大望遠では、この写りが限界です。不思議キャラは相変わらず無愛想に迎えてくれます。タラちゃんカットの上チビは汽車ポッポに、あんぱんヒーローにと、大忙し。得心したところで第一目的終了。本願の煙草屋さんへ向かいます。どんなお店かワクワクします。場所は施設のHPで下調べ済みです。ありません。店員さんに聞きます。ありません。同フロアの飲食店スタッフに聞きます。施設関係者に聞きます。同じところをクルクルクル。4度目で、小さな張り紙を発見しました。1週間前に廃店、とのこと。なんじゃ、そら。閉店ホヤホヤです。1年あまりで消去ですか。家賃を払っとったら、ムリやろな。このご時世やし。仕方がない。帰り道にある第3のシャグ屋さんで用を足すことにします。チビを車に残しているので目の前ですが、すたこらと。帰って見ると、また、サンプルを入れてくれていました。チェブルーです。サンプルを貰うまでもないのですが、サービス精神に感謝します。

一年でオープン、閉店のシャグ屋さん。少し哀しい気分で、一服。

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