日に日に冬本番へと向かう今日この頃。奈良では春日若宮おん祭が執り行なわれました。奈良中心部商店街のど真ん中に、春日大社大宿所、という施設があります。いつもは堅く門を閉ざしているのですが、春日若宮おん祭の始まりを告げる大宿所祭のために門を開け行事が行われていました。といっても、県と府の境に住む新参者の私にとってはあまり馴染みがありません。先だってのテニスメイトに尋ねます。回答を得ました。
毎年12月17日に行われる重要な馴染みの深い行事だそうです。この日から冬本番になるそうです。小学校では短縮授業になったそうです。だから、今日のように日曜日に重なったりすると、とても残念だったそうです。今でもそうなのかしら。聞き忘れました。白い装束が歩き回ります。見事な牛車（？）が出番はまだかと飾られています。白装束の奥、牛舎の奥、大宿所の真ん前にはコミュニティFMのオープンスタジオがあります。
若手漫才師らしきパーソナリティが陽気な声で生放送をしています。日本の古き伝統と本邦では新参の年末には欠かせない行事の出会いが繰り広げられています。サンタ帽をかぶってお祭りの話題をとりあげています。ミスマッチながら、奈良では毎年の風景なのでしょう。ちなみに、おん祭は午前0時からのお祭りだそうです。詳しく知りたい方は検索してください。
来る年が幸せであるように祈りつつ 一服。