レイトショー

高校ラグビー決勝はテレビ観戦しました。熱戦です。生です。珍しくマスコミ協賛局が放映しています。当たり前っちゃ当たり前だけど、久しぶりなんじゃないかな。ちょっとは弁えることを思い出したのかしら。でもねぇ。やっぱりライブが一番だわ。そんな贅沢ばかり言ってられないけれど。以前から、気になる映画がありました。覚えていたのか、近親者が誘ってくれました。出かけます。シネコンです。大型ショッピングモール併設の。今やこれしかないんですね。身の回りでは。スクリーンはテレビの大きめサイズです。イメージです。夕餉はフードコートで済ませることにします。開演時間を勘案すれば妥当な判断です。ゆっくりしていては間に合いません。漫画が原作です。大好きな作者です。西岸良平。以前の映画化は昭和復興期、東京タワー・オリンピックが時代背景の、設定舞台はノンフィクションです。首都の、夕日の街の仮想物語。今回は鎌倉が舞台となります。ファンタジーです。フィクションです。重ね重ね原作の大ファンです。さてと。やたら長い予告編やらで20分程我慢してやっと始まりました。30巻を超えるコミックの端々をついばんで小話が展開して行きます。雑誌では優に30年を超える連載じゃなかったかな。週1が月2になり、今は月1になっているような気がします。近親者は原作を読んだことがないので、それなりに満足したようです。原作を超えるってのは難しいですね。実写だから、ではなくて。詰め過ぎだ。平面モノカラーでは、読者の創造が働いてストーリーが以上に膨らみます。3次元総天然色になると見せられたままになるので、作り手の思惑をそのまま観察することになります。久しぶりに、原作の世界に浸りたくなりました。

単行本収納本棚の前で 一服。

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