再訪

昨日のスポーツデイは良いお日和でした。メンバーの二人が欠席。一人は膝の不具合。一人はインフルエンザ。加齢と社会事象を垣間見ます。気をつけなければ。無事終了。帰宅し良い汗をシャワーで流します。出かける準備をします。水曜日に訪れたギャラリーへ向かいます。ギャルリ・サンク。お昼の写真です。激しい映り込み。ウインドーにまわりの環境が反映されています。再訪の目的は二つ。1)いただいた大切な作品集を居酒屋に忘れました。引き取りに出向くネガティブな理由です。2)遠方よりの同窓に会うため。ポジティブな理由です。画廊に入る前に一服。当然、室内は禁煙です。画廊主がプカプカしているのを発見し、招き入れてくれます。本来、奥の一室も展示スペースなのですが、社交場に設えてくれています。すでに酒瓶が並んでいます。そもそも、静かな空間であるべきなのです。陶芸家は大の酒好きでした。意を決して、この展覧会だけは同窓会場に解放してくれたのでしょう。ありがたいことです。見慣れた顔が並びます。見慣れぬ面々も座しています。陶芸家が身を挺して再会を作ってくれました。記憶をたぐり寄せ、数十年を経た造形に変換します。緊張が一気に氷解します。感情が沸騰します。灼熱のシェークハンドです。ハグはしません。おじさん相手の趣味はありません。その習慣に薄い国で生活しています。時間は平等です。楽しい一秒も、苦しい一分も同じ尺度。のはずなのに、感情が秒針を狂わせます。アッと言う間に、再会を約束するときが訪れます。すれ違いの友人もいたようです。おい、吉川に谷口。遠路はるばる奈良に来たのに。あと30分、席に縛られていたら良かったのに。最後に残った3人で飲み直します。シャッター街の明るいアーケードを駅に向かい、作品集を預かってもらっていた居酒屋に。みんな愛煙家です。紫煙に余計な気を使うこともありません。メイアイスモークも必要ありません。同県人です。県人会を結びます。終電に飛び乗ります。

乗り越しそうになった到着駅にて 一服。

 

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