冬の奈良。二拝二拍手一拝。二服。

あらためまして。新しい年の幕が開けました。本年もよろしくお願いいたします。

もう初詣はお済みでしょうか。先ほど、昨年の無事のお礼と今年の無事のお祈りを両手いっぱいに抱え、お参りをしてきました。地元の氏神様です。この写真は本殿手前の鳥居。大鳥居は国道沿いに立っています。立派な大鳥居です。そこから200〜300mぐらいでしょうか。アスファルトから砂利の道に変わり、出迎えてくれます。まずは、鳥居前で気を鎮めるために一服です。ひんやりとした冷気と雑木林の精気、フィトンチッドがおいしいです。手前味噌ですがこんな、物を置くスペースが無いところでは煙管煙草ケースが役立ちます。

本殿が姿を現します。鎮守の杜にひっそりと佇みます。二拝二拍手一拝でお参りをさせていただきます。これも、地域、社で、さまざまな流儀があるようですが。(写真に写っているのは先客です。私ではありません)参拝客は、この方と私だけ。帰りしなに、二組の家族とすれ違いました。本当の氏神様。地元民が参拝に訪れます。越してきた時にご寄進したので、私の名前もあります。屋台もありません。巫女さんもいません。カラスが鳴いています。休憩所も兼ねた社務所らしき質素な草庵では、世界一の働き者の猫、キティちゃんのお守りが購入者を待っています。

ご神体でしょうか、烏帽子岩と記されています。本殿裏手にはさまざまな神様が鎮座されています。ひっそりとした思いのほかに深い小さな杜ですが、まわりは新旧の住宅に囲まれています。この街は典型的なベッドタウンです。でも、新興住宅街の中に、こんな原風景が至る所にあります。お参りを終えて、鳥居でまた一服です。

1日にタイトル画像を替えました。住居の前の丘陵からの初日の出です。丘越えなので、日出時間から少しタイムラグがあります。すっかり夜が開けてからお日様が顔を出します。松の内限定のタイトルバックです。

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