今日のライター RODANで、一服。

所有のオイルライターで、頻繁というほどではありませんが、遊びます。火遊びではありません。ショーケースに並べているものを眺めたり、思いつきで収納キャビネットを探り、取り出して手に取ります。ウイックにオイルを垂らし、状態の確認がてら、煙管に火をつけ楽しみます。今日はRODAN GRORYの刻印を持つ日本製。年齢は60歳前後になります。一見ジッポータイプに見えますが、サイドプッシュとかサイドスクイーズとか単にスクイーズとか呼ばれるタイプ。オートマチックもしくはセミオートが大勢なのですが、オートマチックなのに2アクション構造を身につけた風変わりな一台。知る限り、他に同類はないと思います。知らないだけです。リッド(キャップ)を開けたところ。風防は可動式です。スクイーズは絞るの意。レモンスクイーザーです。サイドを握り絞り込むように着火します。ロダンの面白いところは軽く握るとリッドがオープン、さらに押し込むとヤスリが回り火がつきます。手を離すと自動的にウイックキャップが閉まり消火します。オートマチックです。ここまでは。でも、リッドは開いたまま。(右の画像は、火が見えないので風防を起こしています)仕方がないので、ジッポーのように手動で閉めなければなりません。何のためにリッドがついているのか。必然ではありません。ウイックキャップがあるので、ウイックからの揮発も防げます。まぁ、少しでもライバルと違うところを、と加えた工夫なんでしょう。楽しい創意です。もう一つ、ジッポーはケースとインサイドユニットとの二重構造になっていますが、モノコックボディとなっています。上の大きなネジはオイル給油口、下はフリント交換口です。これは他にも、ままある構造です。

 

オイル燃料のライターなら、どれでも煙草の味が変わることはありません。煙管も葉っぱも一途なので、ライターに変化と活路を見出しています。

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