(友人と乾杯) 雪見で、一服

朝起きたら雪でした。予報なんぞ知らなかったので、びっくらこん。山水が広がります。峻険な山の代わりに三角屋根が、庵の替玉に曇った窓が見えます。早速外に出て様子を伺います。ケロヨン、ポンタは雪遊びがうれしいようで相も変わらず陽気に笑っています。昨日、友人と二ヶ月ぶりの乾杯。連チャンとなってしまいました。元々は仕事先の方です。最近そちら方面では悲しくもラチ外なのですが、顔合わせをしていないとお互い寂しいようで、どちらからとはなく誘い合い、飲みに行きます。年齢もほぼ同じなので、ちょっと狸腹ですが気も使いません。同世代の悩みやらなんやら、で静かに盛り上がります。フクの日は済ませたので、安酒場です。写真もありません。二人で結構飲んだのに、ほんま安かった。彼はヘビースモーカーでした。今は吸いません。吸えません。もう何年になるでしょうか。肺を患い、片肺の身なので、閻魔様に怒られます。私は吸います。煙管の一服だから、こんな時でもあまり気を使わなくて済みます。もちろん、吹きかけるような意地悪はしたくても、しません。復帰した当時は、禁煙用パイプを常にくわえていました。やり場がなかったのでしょう。今では、禁煙者の身なりがすっかり板についています。世の中も、彼の追い風になっているようです。

たまにの、モノトーンワールドは大好きです。低い稜線もグラデーションです。が。なんだか、今日の雪は身に沁みます。白い息とともに、一服。

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