除夜の汽笛とオーシャンフレーバー。

今の住居に越す前は、湾岸地区に住んでいました。観光地でもなんでもなく、貨物船が常駐し、積み荷を降ろす倉庫波止場の近所です。街中に入った、河口に近いところなんですが、魚も釣れました。四季折々にイワシ、アジ、サヨリなんて小魚が暇つぶしによく遊んでくれました。たまに、セイゴ(関西ではこの呼び名ですね。スズキの子)黒鯛なんてのも顔をのぞかせたり。さすが茅渟の 海(ちぬのうみ)です。閑話休題。 “除夜の汽笛とオーシャンフレーバー。” の続きを読む

雨の日は、今日も元気だ、煙草がうまい。

明け方にかけて、冬の嵐でした。鼓笛隊のように窓をたたく雨粒、ビュービューとうなる風の叫び声で、目が覚めてしまいました。夜が開ける頃には、何事も無かったかのようにピタッと治まり、様子を見に外へ。カエルも紅葉の傘が役に立たずびしょ濡れ。うれしそうに笑っていました。煙管煙草ケースから、煙管を取り出し一服。煙草の葉っぱをつまむと、程よく加湿されています。おもむろに火皿に詰め、愛用のライターで火をつけます。甘くて、おいしい! “雨の日は、今日も元気だ、煙草がうまい。” の続きを読む

祭りの後に、祭りの準備と煙草道具。

クリスマスも一夜明け、街の喧噪も静まったかと思いきや。西洋の祭りから、日本の祭りに衣替えです。もちろん世界中で祝う新年ですが、和の文化が間近に感じられる歳時のひとつですね。少なくなったとはいえ、和服姿の男女がいつもの街角を行き交います。その腰に、煙管入れ、叺をぶら下げていたら、、、イキですよね。そして、もうひとつ和装に似合うのが煙草盆。火入れ、灰落し、たばこ入れ、きせるなどをひとつにまとめた、いわゆる喫煙セット。昔々、祖父の家や親戚宅でも見かけたような気がします。 “祭りの後に、祭りの準備と煙草道具。” の続きを読む

冬の京都 終い弘法 鉈豆煙管

今日21日は京都にあるお寺、弘法大師空海を祖師とする真言宗総本山 東寺の弘法市。いわゆる縁日なのですが、12月の市は終い弘法と呼ばれ、骨董品や古着のほか、葉ボタンや梅などの苗、干し柿、翌年の干支の置物など正月用品も出回り、とくに活況を呈します。数ある京都の風物詩のひとつです。TVクルーも取材にきていました。パートナーが久しぶりに行きたいというので、前々から予定していた京都での所用をこの日に合わせ行ってきました。この市を訪ねるのは学生時代以来なので、〜十年ぶりです。

この写真では、ちと閑散気味に見えますが、境内は露店と見物客でぎっしり。袖振り合うも多生の縁で、 “冬の京都 終い弘法 鉈豆煙管” の続きを読む

喫煙人口2,000万人。キセル人口?

肩身の狭い愛煙家ですが、最大手煙草メーカー調べでは、まだまだ日本には2000万人の喫煙者がいるんですね。この数字が、意外なのか当然なのかは図りかねますが、ほとんどは紙巻きたばこであることは推察するまでもないでしょう。一度、そのメーカーのお客様相談室に聞いたことがあります。煙管喫煙者は何人ぐらいいるんでしょう?→分かりません。では、刻み煙草はいくら売れているの?→なぜ、お知りになりたいの。売り上げに関することはお教えできません。逆質問され、それ以上聞くのも面倒になったので、終了。

たんまに、声をかけられます。懐かしいの吸ってますね、と年配の方から。ちょくちょく、 “喫煙人口2,000万人。キセル人口?” の続きを読む

ハーブ煙草?CameronValley

ひと月ほど前のことになります。行きつけのタバコ屋さんに愛用のCheShagを買いにいった時のこと。(2軒ほど利用させてもらっているのですが、こちらは半年ほど前に見つけた酒店のタバコ屋さん。工房から近く、灯台下暗しとはこのことです。どちらも煙管煙草ケースをおいてもらっています。)立ち話で、こんなんあるよ、と教えてもらったのが、ニコチンフリーのキャメロンバレーという代物。

ユーカリやら、ミントなどのハーブを原料にしています。メンソールシガー系の匂いがパッケージを通して香ります。 “ハーブ煙草?CameronValley” の続きを読む

ちょっと一服。一日何服?

久しぶりに、一日に何服(何回)吸うか、10日ほど前に3日間調べてみました。マッチを使って、使い終わった軸をマッチ箱に戻して計算。非喫煙者の同乗者がいたので2)が比較的少ないのですが、1)、2)、3)の比率を考えた場合、おおよそ一日に30回というところですね。3)は酒で進みがちだったと思うのですが、移動時や街中で喫煙場所を探すのに苦労することから回数がそれほど多くなかったようです。5年ほど前に調べた時は、50服弱だったので相当落ちています。体が自動減速をして、回数を制限しているようです。 “ちょっと一服。一日何服?” の続きを読む

タバコの効用と常識

喫煙者にとって、誠に肩身の狭い2016年。(今年だけでなく、過去未来にわたり、変わることは「今のところ」ないでしょう。)

「百害あって一利無し」のお手本です。それが常識です。自己被害だけならまだしも、受動喫煙被害を言われるとグウの音も出ません。家族や周りの人に傷を負わせることはできませんからね。

確かに、それを裏付けるデータはごまんと紹介されています。タバコの害については出尽くしている感がありますね。でもね。あらためて情報を見つめてみると、「たばこ」について冷静に短長ふくめた研究って無いに等しいと思うのです。 “タバコの効用と常識” の続きを読む

なぜ煙管煙草にしないの?

紙巻きたばこから煙管煙草に切り替えたのは、10年ほど前になります。

最大の理由は、紙巻きたばこ1本を一気に吸うことが、つらくなってきたから。本当の意味で、一服が心地よくなったからです。

それまでは、仕事に煮詰まってきた時やら、うまく事が運んでいる時も、結局片時も手放せない、いわゆるチェーンスモーカーでした。

一日に最盛期には3箱ほど吸っていたものが2箱になり、切り替える時で1箱ほどに。体って的確です。身を慮って自動調整してくれるんですね。

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ente-Mのブログへようこそ!

こんにちは。管理人のente-Mです。

苦節ひと月、慣れぬweb用語に戸惑いながらやっと準備が整い、

煙管煙草のことを中心に書いていこうと思っています。

愛煙家とくに煙管煙草愛好家の皆さんにご覧いただければうれしいです。

初めてのブログですので、不慣れなところもあるかと思いますが、

よろしくお願いします。