今日のライター LANCEL 2(補足あり)

よいお天気となりました。お水取りにはもう少しありますが、本番は間近、を予感させるお日和です。今日はオーセンティックというか、オーソドックスというか、の火を見たくなりました。ローラライトスタイルのライターです。縦横比率はデュポンに近い一品を選びます。迷ったのですが、前出のLANCELにしました。補足を思い出したからです。前回のモデル名はオートマチック。セミオートタイプなのに、これいかに、です。この時代はセミオートがオートマチックだったのでしょうか。すでに、ロンソンのスタンダードは先に生まれていると思うのですが。分かりません。補足終わり。 “今日のライター LANCEL 2(補足あり)” の続きを読む

今日のライター FLAMIDORで、一服。

小粋・松川刻 補足で、ちらっと、垣間見えたライターです。改めて、の再登場です。ブランドはFLAMIDOR ECLAIRがモデル名。稲妻のお菓子です。フランスQuercia社が生産していました。発音は、消えかけている第二外国語教科仏語知識の中で、朦朧と存在するだけだから原語標記にしています。松川補足分は常用補修品で、本品は完品です。このブランドも様々なタイプのオイルライターを有しています。いずれもおフランスがほとばしるデザインばかり。アルミの削り出しタイプでさえアールヌーボーになります。 “今日のライター FLAMIDORで、一服。” の続きを読む

今日のライター LANCEL

 

お試しの一服は、一服。ライターで気分を変えます。ランセルのオイルライター。ブランド好きの女性なら知っているかも。まだ人気はあるのでしょうか。若い頃、ここのバッグが好きで、愛用していました。ポーチは探せばあるはずです。革製品が有名ですが、元々は喫煙具メーカー。その縁もあり、いくつか所有しています。今日はセミオートタイプ。1930年半ばの生まれです。フランス産ですが、何となく機動部は無骨。スイッチキャップを手前に引きます。アームが跳ね上がり火がつきます。アームが上がれば、エレガンスに変身します。 “今日のライター LANCEL” の続きを読む

今日のライター RODANで、一服。

所有のオイルライターで、頻繁というほどではありませんが、遊びます。火遊びではありません。ショーケースに並べているものを眺めたり、思いつきで収納キャビネットを探り、取り出して手に取ります。ウイックにオイルを垂らし、状態の確認がてら、煙管に火をつけ楽しみます。今日はRODAN GRORYの刻印を持つ日本製。年齢は60歳前後になります。一見ジッポータイプに見えますが、サイドプッシュとかサイドスクイーズとか単にスクイーズとか呼ばれるタイプ。 “今日のライター RODANで、一服。” の続きを読む

パイプライター③

寒いです。松の内が終わって、二月の半ばぐらいまでがいちばん凍てつくように感じます。オーストラリアはホットです。ニッコリくんは顔が真っ赤に日焼けしています。結果を見ると無難に勝ち上がったようですね。次は、是非とも勝っていただきたい。フェデ戦(希望)を見たいじゃないですか。

左から日本製・オートマチック、TOKYO製・サイドプレス/オートマチック、アメリカ製・3アクションです。左は着火スイッチを押すと丸い部分が開き、炎が出ます。パイプマスターだったかパイプジェットだったか品名は忘れました。センターは口紅タイプとも呼ばれ円筒形の両端を指ではさみプレスします。四角い窓から同じく。右は金属部分を上に引き上げ、ヤスリを回し、丸い窓から同じく。品名は、パイプライター、そのまんまです。   こんな感じです。 “パイプライター③” の続きを読む

パイプライター②

今日はお決まりのスポーツディでした。冬の嵐予報で正午から雪だるまマークです。出かける時間は雲が点在するも好天気。躊躇しながら、取り敢えず出発。雪が降ると帰れません。スタッドレスではありません。チェーンもありません。坂道の多いエリアです。雲行きを見ながら、白い妖精が舞い出したら即撤退と決めて、黄色い球をパコ〜ン、休憩にプハ〜です。普段は柔らかく吸うのですが、汗を伴うとプハ〜です。晩酌が終わっても、白い妖精は現れません。自然は人類を見下しています。

本題です。この2台もパイプライターと称されるタイプです。外観はいわゆるジッポースタイルとなります。左は日本製のzenith(1960頃)。右は “パイプライター②” の続きを読む

パイプライター①

今日もお月様がキレイです。寒いです。冷え冷えした空気の中、冴えた黄色に輝いています。明日からは雪らしいです。

パイプライターって、ご存知ですか。その名の通り、パイプの着火用に製作されたライターです。パイピストはご存知の方も多いかと思いますが、紙巻きたばこ愛煙家の方は初めて見るタイプかもしれません。左のライターは、パッケージに描かれている通り、分かりやすいですね。アメリカ製のビーティージェットの名前です。1950年を中心に生まれています。 “パイプライター①” の続きを読む

ライター補足

「冬の京都 終い弘法 その2 独逸との出会い」で紹介しました、ライターの補足説明です。ライターは着火から消火まで、その手数により基本的に3分類されます。(ごく稀に異端児がありますので、基本形です)①着火から消火まで1アクションで終了するタイプ ②着火と消火の2アクションが必要なタイプ ③着火の準備・着火・消火の3アクションが必要なタイプ です。画像のライターはそれぞれに符合しています。 “ライター補足” の続きを読む

冬の京都 終い弘法 独逸との出会い

冬の京都 終い弘法 その2です。

煙管はいろいろ堪能しました。が、煙管マニアの方には怒られるかもしれません。私はそれほど興味がない。日用品・実用品の範疇を超えないのです。この日密かに狙っていたのは、オールドオイルライター。こっちを少々コレクションしています。骨董屋を覗いては、がっくり。ほとんどのお店に置いてない。あっても、ジッポー、たんまに青年期ぐらいの若い企業広告の入ったオートマチックタイプ。あきらめかけた時に、ありました!1軒。早速、物色。ジッポーもボトルネームに付く年代記号がドットタイプ。やるわい、と思いつつもジッポーはスルー。他のオールドライターは20台ほど。半数が “冬の京都 終い弘法 独逸との出会い” の続きを読む

メトロポリスとライター

「メトロポリス」という映画をご存知でしょうか?フリッツ・ラング監督 1927年に発表されたドイツ映画。無声映画にして、SF映画の金字塔とも賞される古典作品。2026年の仮想未来都市メトロポリスを舞台に、ヒューマノイドとなり蘇る美しい女性マリアを描いた儚くも狂気な叙情作。CGなんてまだまだ未来の時代に圧倒的な映像美とヒューマノイド マリアの完璧な魅惑。小学生の頃にジュール・ベルヌを読みあさっていた私が高校生の時に名画座で出会い、その衝撃は未だ身震いするほど。

このライターはその同時代にオーストリアで生まれたSNAPLITE。少し小さめの “メトロポリスとライター” の続きを読む