金柑と農業ボランティア

この四半期、昔の方達と再会をしました。さる出来事がありまして。四半世紀以上、お世話になった旧知です。彼女とも3年ぶりぐらいでしょうか。久しぶりなのに、ご無沙汰の挨拶も忘れるくらい違和感がありません。もともと、口数の少ない方ですが、お茶をごちそうになったり、さりげなくもてなしてくれます。本業の農家さんに10年くらい前からボランティアでお手伝いに行っているそうです。そんなシステムがあるそうです。大半の人間は土をいじると体と心に良いようです。 “金柑と農業ボランティア” の続きを読む

青空に、小さな紫煙の雲

今日はいいお天気になりました。久しぶりの青空。のような気がします。グレースカイが続いた、ような気がします。ホントはそうではないんですね。人間の本性がそう思わせているだけで、青い空に恋いこがれる思いが誤った数値を導き出します。思い込みです。とは言え、昨日は雨の残り水で鬱憤が溜まっていたチビはうれしくて、外に出突っ張りです。 “青空に、小さな紫煙の雲” の続きを読む

小さな土木作業で、一服。

年長者が、小さな穴を見つけました。直径10cmほどの黒い薄いビニールのポットで、地植え用の野菜の苗を育てています。表面の土をならしておいたはずなのに、どうも土をほじくられている形跡がある。これはおかしいと、周辺を見渡したところ、3cmの穴が空いている。小石を放り込んでも吸い込まれるように落ちて行く。 “小さな土木作業で、一服。” の続きを読む

小さな奈良 花一服

花曇り、と呼ぶにはフライング気味ですが、薄日さす小春ちょい手前の天空が続きます。風もちょい手前の冷たい肌触りです。日だまりは厚みを増してきています。匂いは確実に強まっています。そのはず。沈丁花が満開です。春のフレグランスも厚みを増してきました。和みますね。全国各地でおなじみの香りです。京都の確か、美術館界隈の一角だったかな。むせ返る街並を、よくほっつき歩いた遠い記憶があります。恥ずかしながら、美術愛好家でした。専門の学問では無いけれど絵も4年間、描いていました。 “小さな奈良 花一服” の続きを読む

土を触ると、煙草がうまい

三寒四温を一日に集約した、よいお天気でした。日陰に籠ると、冷えた風に体が少し震えます。日向に一歩足を踏み入れると、体がポカポカ和らぎます。冷えた風がアクセントになります。心地よい冷風扇です。陰日向の無い春が、もう足下まで来ているようです。風の体温が上昇するのも間近です。お水取りもクライマックスです。

ジャガイモを植えました。前々から頼まれていたのですが、寒さからくる億劫で放ったらかしにしていました。絶好のお日和です。逃す手はありません。 “土を触ると、煙草がうまい” の続きを読む

小さな奈良 まだまだ寒梅

冷え込みます。みぞれが降りました。凍った風がヒュ〜リヒュ〜と通りはじめたかと思いきや、ポツポツとアスファルトに水玉模様を描くと同時に、白い結晶が舞いはじめます。県境の山を見ると、白く煙っています。寒いはずです。まだまだ五寒二温です。当地では梅の便りが、聞くともなくコミュニケーションFMから流れてきます。五分ぐらいの咲きが多いようです。梅の名所は結構あるのですが、至近で我慢します。 “小さな奈良 まだまだ寒梅” の続きを読む