二つのモックモク村

昨日は、旧知と旧知に会いに大都会へ出向きました。二つの路線があります。乗り換えなしでビジネス街ど真ん中の目的地へ直行できるラインと2大歓楽街の一つに出て、乗り換えるルート。いつもは前者なのですが、時間を気にする必要がなかったので、気分転換に後者パターンで進行。時間はさほど変わりません。交通費は安くなります。到着しました。コーヒーを持って行こうと大手商社ビルの地下へ。まずトイレを目的に奥へ足を運びます。あら、ま。靴屋さんや本屋さんや洋品店など小さなアーケードがもぬけの殻。おいしい喫茶店までも消滅。シャッターの無いシャッター街へと変身していました。代わりに2テナント分ほどの広い喫煙ルームが設えられています。これはもっけの幸いと飛び込みました。。。いやはや。モックモク村です。美人さんも霞越しです。元国営煙草企業のプロデュースです。。。何ともはやの換気状態。味わうどころではありません。一服で退散。煙管だから消費時間も、滞在時間も短くて済みます。いきなりですが、所用と歓談も終了。

次の目的地、新幹線駅へ移動です。歓談終了後、お決まりの一杯。駅へ急ぎます。ショッピングモールにあるフードコートのようなオープンスペースに居酒屋が立ち並びます。その内の一軒へ。案の定、ノースモーキングです。でも、最近、酒のアテだけの煙草なら、ま、いいかと思い込むようにしているので、あまり苦にもなりません。クールです。一時間ほど楽しみ、これまたいつもと違うルートで家路につきます。JRから私鉄に乗り換える駅もモックモク村です。こちらは織り込み済みです。焼き肉の漬けだれが煙に変わり、ホームに漂います。ではなく、ドドッ、ドド〜ッと押し寄せます。このルート最大の歓楽です。ほろ酔いの胃をてきめんに刺激します。改札越えを、誘惑を乗り越え帰路に勤しみます。

山を越えると澄んだ冷気です。モックモクに惑わされることなく、あまい一服。

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