新しい年

年の変わり目は外に出ます。生まれて育ったところでは祝いの汽笛が鳴りました。現在は、鐘の音が響きます。小さな名もないお寺です。どこにあるのか、3院分程がハモっています。静かな、密やかな、とても良い音色が、暗い隙間になんだか誇らし気に空気を震わせます。空を覆っていた雲が動きます。その刹那、雲が流れてお月様が顔をのぞかせました。その刹那です。美しいです。良い年になりそうです。したいな。タイトルバックを替えました。 “新しい年” の続きを読む

奈良 おん祭

日に日に冬本番へと向かう今日この頃。奈良では春日若宮おん祭が執り行なわれました。奈良中心部商店街のど真ん中に、春日大社大宿所、という施設があります。いつもは堅く門を閉ざしているのですが、春日若宮おん祭の始まりを告げる大宿所祭のために門を開け行事が行われていました。といっても、県と府の境に住む新参者の私にとってはあまり馴染みがありません。先だってのテニスメイトに尋ねます。回答を得ました。 “奈良 おん祭” の続きを読む

奈良 散策①

昨日はスポーツデイ。2週あきました。3週間ぶりです。絶好のお日和。数字では真冬です。確かに、観光ではコートが欲しくなります。スポーツにはうってつけのグッドコンディション。汗をかいた肌に冷やこい空気が気持ちよし。おかげで、晩酌が終わった途端にコロン。ブログを書く間もなくグッスリ、です。運動は大事と、痛感します。目覚めも久方振りに爽やか。だけど、筋肉がだるい。筋肉痛の手前。フィジカルの衰えも甚く感じます。今更ではありませんけど。 “奈良 散策①” の続きを読む

奈良の竹薮の、豪華蒸気汽船

相変わらず、歯の調子が悪い。正確に言うと、歯肉がジンジンします。歯が浮いている、と形容される痛みです。虫歯ではないと思うのですが。肩こり起因で、いつものこととタカを括っていたら、いっこうに治まる様子が無い。咀嚼もママならず、たまらんと歯医者を捜します。行きつけは大都会なのです。が、生憎の木曜日。判で押したように休息日です。明日一番で近い順に電話をかけましょう。モクレンが咲き始めました。水仙も華麗な蛍光イエローを発色しています。歯のおかげでキレイも半減です。桜便りによると、来週開花とのこと。ホンマかいな。 “奈良の竹薮の、豪華蒸気汽船” の続きを読む

陽光の奈良 宝船で、一服。

お参りを済ませ、煙草を買い求めに行きます。奈良で買ったことがありません。煙草屋さんが最寄り駅すぐにあるので、取り敢えず向います。南円堂さんの石段を下りて行きます。猿沢池です。興福寺の放生池で、カメの甲羅干しをよく目にするのですが、まだ底に潜んでいるようです。石段を下りたところのお土産屋さん。シャッター街です。土日はもう少し空いていますが、ほぼこんな感じ。 “陽光の奈良 宝船で、一服。” の続きを読む

陽光の奈良 国際都市か?

昨日、国民の義務を果たすために奈良県の官庁街へ行って参りました。ちょっと聞きたいことがあったので、そのコーナーに行くと超長蛇の列。日本人は一部を除き勤勉実直です。面倒になったので、エイやとばかり別コーナーで手続きを済ませてしまいます。相変わらず事務的対応です。ま、いいんだけれど。左側が官庁街。右手がいわゆる奈良公園。まっすぐ行くと大仏さんに出会えます。鹿に注意の看板が至る所にあります。人間のルールが通用しません。自由奔放です。(google) “陽光の奈良 国際都市か?” の続きを読む

冬の奈良 2月の戎様で、一服。

えべっさんへ行って参りました。往馬大社と書いて、いこまたいしゃと呼びます。午前に節分厄除祭・豆まきが催されましたが、間に合わず。おウチで執り行ないましょう。小さな参拝者が熊手をいただき、はや、福を掻き込んでくれています。左手に持つティッシュボックスは、はなたれ小僧用に持参したものではありません。こちらのえべっさんは福蓑類を購入すると、もれなく福引き券をくれます。見事、彼がガラガラで射止めた2等賞です。景品はまぁ置いといて、2等が当たって、すばらしいでしょ。過去に、2回、JA賞と、なんとか理事長賞をいただいたことがあります。いずれもお米5キロだったように記憶します。 “冬の奈良 2月の戎様で、一服。” の続きを読む

冬の奈良 万燈籠 チェで、一服。

2月になりました。愛用のチェ シャグ シルバーで一服です。慣れた味です。うまいです。日常の喫煙ができます。少し口に溜めて、舌の下あたりでコロリコロンと転がしながら、舌の上にのせて蕾で味わい、ホオゥッと胸中で愉しみます。刺しません。ニコチンとかタールの量というのは、フィルターで決まります。フィルターに穴が空いていりゃ、吸着力の強い素材を混ぜ込んでいりゃ、薄まりそれらの量は減るのは必然です。でも、煙管はそんな細工はできません。同じ条件なのに、なぜ?小粋と違うんでしょう。気のせい?葉っぱの個性?刻み方?どなたか教えてください。前話が長くなりました。明後日、3日はえべっさんです。 “冬の奈良 万燈籠 チェで、一服。” の続きを読む

冬の奈良 長久寺 お散歩で、一服。

ニッコリくんvsフェデ戦のあった日です。午前中、些細なお買い物ついでに、小さな参拝者とお散歩。信号が無ければ、車で五分少々の距離です。神仏習合のお手本のような真言宗長久寺へ。しっとりとまとまった小さなお寺ですが、お堂や院が敷地内に点在します。昭和の、近所の子供たちがお堂の裏手から飛び出してきそうな趣です。国宝があります。重要文化財があります。たんまにワンコをお供にした先輩シルバーと出会います。行事の時に出向いたことが無いので計り知れませんが、普段はほぼ人出がありません。ゆったりです。ボ〜っです。 “冬の奈良 長久寺 お散歩で、一服。” の続きを読む

冬の大阪 石切さん 方形灰皿で一服。

新年の週も、はや1週間を過ぎようとしています。本格稼働はまだ少し余裕があるので、石切さんへ行ってきました。昨日ふと思いつき、縁者とご祈願です。正式には石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)のお名前ですが、堅いことは言わず「でんぼ(関西で腫れ物のこと)の神さん」の愛称で親しまれています。最寄り駅から坂を延々下ってほぼ1km。行きは良いよいで、所狭しと占いの館や大仏さん、お不動さん、大黒さんのほこらが並ぶ昔ながらの細い参道をポッチリテクテクと歩みます。民間信仰が息づく愛される神さんです。15分ほどで着くのですが、今日はポッチリポッチリ。程よいところで出迎えてくれる大仏さんのお膝元にて一休み。石のベンチに喫煙所。 “冬の大阪 石切さん 方形灰皿で一服。” の続きを読む