煙管が、うまいっ。

スポーツデイの朝はさわやかでした。予報とは裏腹に、程よい湿気がクーラー代わりです。ヒンヤリと肌を撫でます。まとわりつく程の水分量ではありません。気温もさほど上がらず、一安心。とはいえ体力を奪う程には、お陽様もパワーを増してきています。後半は、ヒーコラハーコラのパコ〜ンとなります。ジメジメは忍び寄っているようですが、まだ梅雨イメージが先行しています。来週からは、傘マークがズラリと並んでいます。紫陽花も過日の雨で勢いを増してきました。色変わり、心変わりも間近に迫っています。晩酌の合間に一服。換気扇の下ではありません。外に出ます。カエルの声に誘われました。目の前どこかで、カエルの歌が聴こえてくるよ。グワッ、グワゅ、グワッ。反応して、道をはさんだぐらいのカエルがクワクワクワッ。そのまた先のカエルがケロケロケ。見事な輪唱です。過日の雨が地面に残っているようです。気化熱か何かしらんけどヒンヤリ。火照った体に注いでくれます。なんて、気持ちがよいのでしょうか。葉っぱの湿りが絶妙です。なんて、おいしいんでしょう。深呼吸で紫煙を肺に送り込みます。ぜんぜんっ、苦になりません。紙なしタバコの味わいです。

つくづく思います。煙管は、うまいっ。

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