奈良にて 一服 その3

ピカピカ、RGBフルマークのまばゆい雷光が寸断無く続きます。雷鳴が轟きます。ドンガラガッチャン近くで落ち続けています。びっくりした。ムシムシします。時おり冷たい風が渡ります。雨が降るかも、とは予想していたのですが、豪雨になるとは。九州ではこれが一日中降り続いたと考えただけで、ゾッとします。怖いなぁ。もう小降りになりました。雷神様も遠くで唸っています。その2で紹介した、おしゃれな窓木枠の路地です。町家の所以たる古い家屋が並びます。昭和中後期に建て替えられたであろう家屋も顔を揃えます。電信柱の存在感が無粋です。奥に進むと、クランクの路地が続きます。置屋街があります。街という程ではありません。いまでは、らしきが4〜5軒かなぁ。奈良にも花街はあります。まだ、あるようです。芸妓さんも数名いらっしゃるようです。目撃した事はありません。席に着いた事もありません。現役との事です。こちらは修学旅行生の新名所らしいです。記念撮影場所らしいです。コミュニティFMが教えてくれました。町家コンビニです。商品はさして変わりません。ショップ入り口横に昔の看板が置いてあります。豆屋さんでした。記憶が曖昧ですが、地産風の食料品、雑貨が並べられていたような。奥が結構深く、趣があったような。観光客で賑わっていました。世代代わりでしょうか。趨勢でしょうか。知る術はありません。少し、寂しい。昼食です。蕎麦に決めていました。手打ちの店が駅近にあります。ビールとザルを頼みます。いつもは冷や酒で蕎麦湯をアテにするのですが、あまりにも喉が渇きました。ザルが来る前に500ml瓶が空になります。追加をグッと我慢します。しっかり手打ちのカドとコシを味わいます。ツユも上品。蕎麦湯も程よいとろみ。満喫します。しかし、蕎麦の風味が。。。お店のせいではありません。多分。舌がぼけています。長引いた副鼻腔炎の後遺症かも知れません。自家晩餐で同じものを食べているのに薄く感じます。家人はしっかり味がすると言います。ま、いいです。そのうち戻るでしょう。店を出ます。

路地裏で、満喫煙。

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