風の匂い

昨日の歯の具合があまりにもおかしいので、朝一にTEL→急遽再診。舌裏に処置をした残り半分の歯のカドが当たります。舌に刺さります。こんなん一週間も我慢できんわ。少し削ってもらって、セメントで仮カバー処置を施し150円也。少々文句を、と思ったのですが止めました。すまなそうにするし、具合は良くなったし、お昼は気にせず食せそうだし、ポカポカ気持ちよく散歩できたから。車で数分。車が出払っています。普通人は歩いて15分。私はプラプラ。少し早く出て、これを機会に気分転換とすることにしました。災いもムリから、福へと転じさせることにします。車窓からは何百回と見ている風景です。歩いた記憶はありません。気温も久方振りに二桁前半まで上昇しています。少し風があります。春一番と呼ぶにはまだ威勢が足りない。信号待ちで一服。次の信号待ちで二服。診療所の前で三服。その度に、一度は火を消されます。上着で風よけを作り、ようよう煙管に火が届きます。上着で囲った風がほんわりやわらかな匂いをはらんでいます。お水取りもお雛様も目の前まで来ています。このまますんなりと春が来てくれればよいのですが。まだまだ冬将軍の反乱があるだろうな。車窓の風景と歩いた景色は、変わることはありませんでした。

ぽかほか 一服。

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