宮原知子とサユリ

Memoirs Of A Geisha。縁者がレンタルビデオ屋さんから借りてきました。今では、レンタルDVD屋さんというのかしら。そんなことはどうでもいいのですが。10年少し前のアメリカ映画です。こんな映画はツユとも知りません。なんなん、これ。と、縁者に問い質すと、フィギュア女子日本エースの演技に使用されてる曲のキネマらしいです。ふ〜ん、と感心しつつ、めぼしいオリンピック競技も今更ながらのTVプログラムもなかったので、早速鑑賞することに。原題の通り、芸者をテーマにしています。メインの舞台は自ずと知れた京都。時代は昭和初期を核に戦後間もなくまで。日本中国の役者が共演しています。米国製だから、英語の会話で日本語の字幕。日本人の英語は聞き取りやすいですね。主にセット展開されているようですが、ロケもちらほら。懐かしの伏見お稲荷さん、朱の鳥居も登場していました。女郎街もチョッピリ出てきます。こちらは五条楽園かな。ほんのちょっぴり外国映画らしい、外人の感性のフィルター越しの日本になっています。けど、カンフー映画の日本風情に比べれば違和感がなくジャパネスクが描かれています。2時間半。花街の、こんな確執があったんだろうな。の、恋物語ですね。感想としては、少々淡白、浅(ストーリー)深(映像)でした。私感です。しかし、難しいテーマの曲を選んだものですね。念と凛と妖艶を演じることができるのでしょうか。

縁者のおかげで発見の 一服。

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