明け方にかけて、冬の嵐でした。鼓笛隊のように窓をたたく雨粒、ビュービューとうなる風の叫び声で、目が覚めてしまいました。夜が開ける頃には、何事も無かったかのようにピタッと治まり、様子を見に外へ。カエルも紅葉の傘が役に立たずびしょ濡れ。うれしそうに笑っていました。煙管煙草ケースから、煙管を取り出し一服。煙草の葉っぱをつまむと、程よく加湿されています。おもむろに火皿に詰め、愛用のライターで火をつけます。甘くて、おいしい！（このワードは最近チビちゃんがおやつをいただいた時の口癖です）
ものぐさキセラーですが、葉っぱの加湿、保湿だけは気にかけています。ほったらかしにしてカラッカラになった葉っぱは軽くつまんだだけで、粉みじんに粉砕されてしまいます。味もゴロッと変わります。辛いです、というよりもいがらっぽい。煙草をやめたい方はこれを吸ったら良いかもしれません。毒を以て毒を制す、で煙草なんて嫌んになるかも。だから新しいシャグを買ったら、先ずは常備用のタッパに詰め替え。封印用のシールが付いていてもすぐにカピカピになりますから。ヒュミドールなんて知らなかったので、今でもこのスタイルです。詳しくは「私の道具」をご覧ください。携帯時には煙草入れボックス（マッチ箱）に適量を詰めますが、こちらも専用のペーパーボックス（外部リンクです）に水をひと塗り。これだけで、甘い薫りが愉しめます。紙巻きたばこでも雨の日は味が変わるとは思うのですが、紙巻きたばこを喫煙していた頃はそんなに感じなかったような。煙管は分かりやすいのでしょうか。
雨の日は少々憂鬱になりますが、、、我が家の大仏さんも笑っています。今日も元気だ、煙草がうまい。