冬の大阪 粉モンで、一服。

枚岡お笑い神事の旧知と、公の関わりで会いました。本来、退かれている方なのですが、今日は公での久しぶりの会合です。取り敢えず、公の時間は無事終了。お待ちかねの私の部に入ります。決まって、粉モンです。その店は、最近、TVに出ているだけの人が、ここはオススメ、おいしいと言っています。塩の違いも分からない人たちです。この店にはそのような方達の色紙がありません。良心に、感服です。頼むのは、お好み焼きと焼きそば大、仕上げにモダン焼きです。具はその時の気分で、ほぼ決まってのオーダーです。歓談に酒も、煙草も弾みます。煙管と紙巻きの違いはあれど、ともに愛煙家なので気も使いません。精神も使いません。良いひと時です。仕上げの、いちばん旨い1/4です。遠慮なくいただきます。ごちそうさまでした、で表に出ます。北を向いても、南を見てもアーケードが延々と一直線に続きます。日本一長い、がこの商店街の謳い文句です。慣れた、知りつくしてはいないけれど、そこそこ土地感のある街です。プラプラ南へ一駅ほど歩いて、これもお決まりの、旧知はコーヒー、私はビールで仕上げます。この商店街は、夜はきっちり眠ります。節度があります。24時間いらっしゃい、なんて節操のないことはいたしません。

自宅最寄り駅から、帰り道の一枚。山向こうはまだまだ、盛んのようです。山稜のシルエットを浮かび上がらせるほどにぎわいが光っています。白い光の筋は不思議ではありません。シャッターの落ちる時間に耐えきれなかった、ひもじい筋力の証左だけのこと。

今日のお店のお味ですか。どのお店で食べても、家で作るお好み焼きと焼きそばには負けます。関西人なら、ほぼ同意見でしょう。山越えのキリッと引き締まった空気でいただく一服は、うまい。

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