冬の奈良 2月の戎様で、一服。

えべっさんへ行って参りました。往馬大社と書いて、いこまたいしゃと呼びます。午前に節分厄除祭・豆まきが催されましたが、間に合わず。おウチで執り行ないましょう。小さな参拝者が熊手をいただき、はや、福を掻き込んでくれています。左手に持つティッシュボックスは、はなたれ小僧用に持参したものではありません。こちらのえべっさんは福蓑類を購入すると、もれなく福引き券をくれます。見事、彼がガラガラで射止めた2等賞です。景品はまぁ置いといて、2等が当たって、すばらしいでしょ。過去に、2回、JA賞と、なんとか理事長賞をいただいたことがあります。いずれもお米5キロだったように記憶します。

 

戎様が迎えてくれます。この階段を上って、本殿に向かいます。小さな参拝者は何をしているのでしょう。ドングリを拾って、しげしげと眺めています。なかなか動いていただけません。私はいつものように、気を鎮める一服行事を行います。少し曇り空ですが、寒くなく良いお日和です。

 

 

ようよう、拝殿に到着。祝詞舎を間において、奥に本殿が窺えます。小さな参拝者がお参りします。この写真は長久寺でのものですが、寸分違いませんので、再掲載です。

左から拝殿、祝詞舎が続き、7連の春日造桧皮葺本殿が右奥に見えます。立派な神社です。この写真の拝殿の奥に戎様が鎮座します。すてきな木立に囲まれています。奈良県指定文化財天然記念物の杜が鬱蒼と、光をこぼしながらやさしく包みます。杜の息吹が胸奥まで届きます。人影を気にすることなく、撮影できます。

少々こじんまりのお社ですが生駒戎様が鎮座されています。右隣の、隣にお稲荷さんもいらっしゃいます。もちろんお参りいたします。商店街有志スタッフが大勢見守る中、他3名ほどの参拝客に、えべっさんのお囃子が景気をつけます。可愛い福娘一名もにこやかに迎えてくれます。有志のテント屋台もあります。うどん一杯300円です。和やかなえべっさんです。振る舞い酒もあります。ハンドルを握るのでいただけません。残念です。。。

普段は境内広場駐車場となっているところに、舞台があります。東西南北に一棟ずつ、全部で四棟の座が設えられています。10月に奈良県指定の無形民俗文化財、生駒の火祭りが執り行なわれます。

節分の日に、えべっさんです。日時移行の由来を社務所で聞こうと思っていたのですが、小さな参拝者のご機嫌が急に土砂降り模様となり聞けずじまい。有志スタッフに手早く伺うと、神社さんの決めたことなんで分かんないけど、1月は忙しいらしいんで日を変えたんじゃない、とのこと。カジュアルなお答えです。

来年こそは、その真相に迫ろうと心に決めて、一服です。

コメントを残す