今日のライター LANCEL

 

お試しの一服は、一服。ライターで気分を変えます。ランセルのオイルライター。ブランド好きの女性なら知っているかも。まだ人気はあるのでしょうか。若い頃、ここのバッグが好きで、愛用していました。ポーチは探せばあるはずです。革製品が有名ですが、元々は喫煙具メーカー。その縁もあり、いくつか所有しています。今日はセミオートタイプ。1930年半ばの生まれです。フランス産ですが、何となく機動部は無骨。スイッチキャップを手前に引きます。アームが跳ね上がり火がつきます。アームが上がれば、エレガンスに変身します。大きいネジがオイル注入口です。コインもドライバーも必要ありません。指で挟んでクリクリと回せばオッケーです。小さいネジがフリント入り口。下の写真はオイルネジを外したところ。予備フリントの収納ケース付です。珍しくもないですが、気の利いた装備でうれしくなります。でも、困ったチャンが結構多いのも愛嬌でしょうか。ランセルに限らず、オールドライターによく見られるバネ折れ。シンプルなタイプなら良いのですが、凝った様式なので、作成に難儀します。加えてアーム先端突起のヘタリがあり、アームを止められれず、上がりっ放しの個体がままあります。さらに、スイッチキャップの欠品も多いなぁ。いずれも、もちろん修復し、むりやり作成します。好事家にあまり人気がないのは完品が少ないからかも。

普段は、革ジャケットを着せています。アームをホールドさせる目的もあります。修復済みなのですが、少々甘くはずみでスイッチキャップが引っかかり、予期せぬ誤作動がたんまにあるから。まぁ、80を超える齢です。締まりが悪くなるのもいたしかたないな。

コメントを残す