early森林浴で、一服。

昨日は、曇り空で湿気も多くあまりイメージ的には心地よいとは言えないながらも、絶好のスポーツデイでした。汗で発散し乾いた体には、湿った空気が何よりのごちそうです。薄い胸も一息つきます。打って変わって今日はいい天気でした。冬の合間の小春です。小さな縁者と、小さな小さな縁者が来訪したので、外に連れ出します。

お日様を浴びなければなりません。大阪との県境にある山腹の公園です。はるかの山は京都山城、手前の丘陵あたりは奈良盆地の北西端になります。大きなグランド、公共の宿泊・銭湯施設、アスレチックなどバラエティです。敷地内遊歩道は、くまなく歩けばたっぷり1時間ウオーキングが楽しめます。テニスも奈良に本拠を構えるまでは、ここでしばしば楽しんでいました。

もちろん、ちびっ子広場も満載です。本格アスレチックとは別に、幼児も小さな冒険を楽しめます。まだ、寒いので日曜日と言えど人影もまばらです。三寒四温になるとごった返します。桜が見事です。せせらぎの小径では蝉時雨に涼を満喫できます。秋ともなれば、パリジャンになりきりマロニエの枯れ葉を踏みしめながらアンニュイになれます。駐車場も大混雑。市民は無料です。

山頂を力強く駆け上る、かつての勇姿もここでは健在です。小さな縁者は、木製の四人掛け対向座席に座り、大好物のラムネに舌鼓を打ちます。右側向かいには小振りな汽車ポッポも小さな乗客を待ち受けています。

遠く離れ、まだ、ちと薄い森の息吹をアテに、一服です。

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