ミニフォトストラップ

2月も今日で終わり。4年に3回ある4week=1monthのキッチリ几帳面なカレンダーをはがさなくては。昨日に引き続き、よいお天気でした。小春の風をはらんだ雲が遠くにたなびき、少しかすんだ青い空が広がります。季節の変遷は相変わらずだけど、社会の二進法化は果てしなく続くようですね。スマホの保有率がガラケーを逆転して久しくなります。懐かしの携帯復活が話題だけど、単なるノスタルジーでしょう。格安ブームが追い風となり、ますますガラパゴスの化石化に拍車がかかりそうです。思い出もデジタルです。収納場所が分厚い紙とフィルムの冊子から、チップに取って代わられています。リビングに置いている奥行き1センチ足らずの液晶機器は、何百枚もの画像を生真面目にスライドでショーを繰り広げています。CMYKのインクからRGBの混色が幅を利かせます。でも、思いのほども、輝度の加減か、薄くなっているような気がするのは私だけでしょうか。

ちょっと抵抗して、紙収納式の革製フォトストラップを携帯につけています。製作して縁者一同に配っているんだけど、結構、好評なんだな、これが。2枚しか入らないけど、2枚のとっておきが即鑑賞できます。指先のピコピコ検索も必要ありません。ポチッとで、拝めます。披露できます。世の中、情報の入り口、出口が、なんでもかでもが、スマホを起点に加速度的二進法です。キャリアには何の未練も執着も無いけど、もう、年貢の収め時ですかねぇ。ノンキャリなら料金もガラと変わらないみたいだし。でもなぁ。ものぐさだから、充電忘れで不通が多くなるだろうなぁ。

戯れ言を頭の中で繰りながら、愛用を切らしました。試供品の残りで、一服。

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