ライターの話 ジッポーとイムコ

喫煙に欠かせないものが、火付け道具。マッチやライターですね。「私の道具」でも記していますが、ガスライターは使いません。いまや、マッチを使う喫煙者は少なくなってるかと思いますが、ライターにこだわってる方は結構いるんじゃないでしょうか。私はもっぱらオイルライター。柔らかな火の立ち具合が好きなんです。煙草をはじめた時から。当時はジッポーを使っていました。というかコレしか知りませんでした。ジッポーといえば喫煙者ならずとも多くは知っている巨大ブランドですね。でも、困ったことがあります。燃費の悪さは差し置いといて、ヤスリを直接指で回すから、指が汚れる。

そこで、何か良いオイルライターは無いものかと、探していたら見つけたのが「IMCO」というライター。これは、喫煙者なら、知ってる人は多くないけど、まぁ、それなりに知られているかもしれないブランド。オイルライター好きは知っているでしょう。画像の左から「トリプレックススーパー」「ストリームライン」「トリプレックスジュニア」です。

この画像は、ストリームラインに革のジャケットを作り使っていました。分かりにくいですが、使い込んで良い味わいになっています。

元々はジッポーと同じく軍用(オーストリア)で支給されていました。だから、頑丈だと思われるかもしれませんが、意外ともろい。(といってもそれなりの耐久性は充分にあります。ジッポーが強固なだけで。)最上部画像のセンター「ストリームライン」上部にあるポッチ。これは内部にあるウイック(いわゆる火縄、芯)カバーが外れたので、ボルトで修復した痕跡です。最も多かったのが、着火時にヤスリをフリント(着火石)に押し付けるヒンジ機構の損傷。今なら原因も分かり修復するのですが、当時は知らなかったので買い替えていました。(当時ジュニアで700円ぐらいだったと思います。ジッポーに比べても安かった。)だから、イムコのラインアップも何代目かになります。30年近くはコレ一筋でしたが、一時店頭から姿を消していました。会社が潰れてしまったようですが、日本の喫煙具メーカーが支援をして復活しているようです。

今は、コレクションボックスの中でひっそり佇んでいます。気が向いた時に、ウイックにオイルを垂らし、愉しんでいます。

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