冬の大阪 枚岡神社 ワッハッハ、で一服。

大阪、東のはずれ生駒山の麓に天子屋根命(あめのこやねのみこと)が鎮座する枚岡神社。元春日とも呼ばれる由緒があるようです。旧知からお誘いがあり、知ってはいたのですが訪れるのは初めて。その目的は、「お笑い神事」。

いきなり今は懐かし、チンドン屋さん(に扮したパフォーマー?)が大鳥居で出迎えてくます。天岩戸に隠れた天照大神を誘い出すために、神々が大声で笑い続けたことが起源なのだそうです。宮司さんが祝詞をあげた後に始まります。宮司さんの、ワッハッハの笑い声に続き参拝客がワッハッハ。これを3回つづけて神事は終了します。でも、コレからが本番のようです。

終了かと思いきや、お立ち台が運ばれてきて、宮司さんがおもむろに登り立ちます。お笑い神事の由来や神社の由緒を一席。元々は注連縄掛神事として執り行なわれており、通称「お笑い神事」の名では8回目らしいです。(結構、お話好きの神主さんのよう)まだかいな、と思い始めた頃に、宮司さんがそろそろはじめましょか、でルール(?)を説明。簡単です。20分間ひたすら笑うだけ。コレだけ。

宮司さんのワッハッハの一声のもと、始まりました。境内を埋め尽くす、優に1000人を超える参拝客が思い思いに笑い出します。巫女さんも笑ってます。神主さんも笑ってます。社務所員も笑ってます。境内社に笑い声だけが響きこだまします。私は階段上の本殿横にある喫煙コーナー(灰皿はお決まりの一斗缶です)で、旧知と一緒に一服しながら、たんまに参加。昨今心肺機能がとみに衰え、20分間笑うなんてとても無理!コレって、立派な、ハードな有酸素運動ですよ。10時から始まった神事はお昼前に終了ですが、落語会やパーフォーマー、お笑いの出し物が夜まで行われたんだそうです。来年は何やら良いことがありそうな予感。。。な、神事でした。

東寺もそうでしたが神社仏閣では割合、隅の方だけど境内のオープンな場所にコーナーを設けてくれている感じがします。うれしい限りです。

帰りに見かけた地元ヒーロー、ショーフージャー(?って言ってたっけな。)地元高校生の有志らしいです。今日は活躍したのかしら。

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