ショーバイ、ハンジョで、お願いの、一服。

ショーバイ、ハンジョで、笹もってこい。関西では初詣より、こちらが大事という方も多くいらっしゃいます。今宮、堀川、西宮界隈は、今日が本えびす、きっと元気ににぎわっていることでしょう。 数少ない地元の情報源、奈良のコミュニティFMが伝えるところによると、春日大社にもえべっさんがあるとのこと。ですが、今日一日だけで、15時で終了したらしいです。奈良の代表的なえべっさんは、南市の初戎でしょうか。奈良市街のメインストリート餅飯殿(モチイドノと呼びます)センター街の路地を入ったところにある小さな小さな恵比須神社です。この日でなかったら見過ごしてしまうようなこじんまりです。1月5日に終わってしまいました。同じ関西なのに、気質、風土、慣習が全く違います。大阪の中心街から出かけると、京都、神戸、奈良(市街地)は、ほぼ同距離、同時間なのですが、ど田舎イメージがすっかり定着しています。鹿しかおらんやろ、という意見が多数を占めます。山が喧俗を遮っているのでしょうか。さておき。

私は地元です。拝殿の背後に、7連の春日造桧皮葺本殿を有する立派な神社です。境内に戎様が鎮座します。非常にあやふやですが、10年ちょっと前から戎祭りは始まったように記憶します。こちらの神社では新しいお祭りだと思います。人出の少ない方が、神様の御目、御耳に届きやすいのではと、大阪からチェンジし、通い始めました(人ごみがヤなだけです)。例年、大阪に同じく1月の9・10日に催されていました(残りはありません)。去年から2月になりました。節分の日3日の一日となりました。縁起物の値段が大阪と変わらなくなりました。それまでは、非常にお財布にやさしいえべっさんでした。商売上手になられたのでしょうか。不思議です。

なので、画像の福箕は去年のえべっさんです。黄金色に輝いています。ご利益は、、、、、です。私はひと月遅れのえべっさんとなります。再登場のポンタ・ケロヨンが担ぐ熊手は、去年にえびす様、大黒様、お札は神社にお戻りいただき、ありがたく、たばったものです。黄金をかき集めたいのですが、湧いて出てきません。残念です。

にこやかな、お顔を拝みながら、一服です。今年こそはお願いを叶えてくださいますように。

 

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