火の山 白粉化粧の山。

二日続けての積雪です。二日続けては、覚えがありません。とはいうものの、ニュースに出てくる豪雪にはほど遠い薄雪です。でも、見える屋根や丘陵は雪化粧です。今まで、交通機関が立ち往生するような状況でも、次の日には日陰に咲く花程度の名残雪が、お日様を避けて雪だるまが佇んでいるぐらいだったのに。金柑の黄色が白に映えます。凍えるのに、元気な緑です。見えないけれど、山鳩がこの下で暖をとっています。違う場所で、チッチチッと声が聞こえます。目の回りが白い、丸い隈取りです。目白ではないですか。なんともはや。 “火の山 白粉化粧の山。” の続きを読む

一服を忘れる、お月様。

パソコンのディスプレイを眺めておりました。今日は何を書こうかな、と。腹案は二つ三つあるのですが、しっくりいきません。パソコンは窓を後ろに控え西向き、当然私は東を臨む位置になります。なんだかなぁ〜、とボ〜っとしているとまぁるい形が目に飛び込んできました。画面とのにらめっこに負けて目をずらした時に、不意打ちです。真冬です。十五夜ではありません。カチンコチンになった空気のフィルターを通して、得も言われぬ黄色です(ホントは)。丘から顔を出したばかりのお月様です。反射神経でデジカメを三脚にセットします。今日はプチプチギャラリーです。またまた、不思議もあります。 “一服を忘れる、お月様。” の続きを読む