一服を忘れる、お月様。

パソコンのディスプレイを眺めておりました。今日は何を書こうかな、と。腹案は二つ三つあるのですが、しっくりいきません。パソコンは窓を後ろに控え西向き、当然私は東を臨む位置になります。なんだかなぁ〜、とボ〜っとしているとまぁるい形が目に飛び込んできました。画面とのにらめっこに負けて目をずらした時に、不意打ちです。真冬です。十五夜ではありません。カチンコチンになった空気のフィルターを通して、得も言われぬ黄色です(ホントは)。丘から顔を出したばかりのお月様です。反射神経でデジカメを三脚にセットします。今日はプチプチギャラリーです。またまた、不思議もあります。

遠景です。

近景です。クッキリとボ〜ッです。

モノクロです。

昨日のIT革命と同じく、コンパクトデジカメも進化しています。さまざまなモードで撮ってみました。一眼ならもっと下手な腕をカバーしてくれるんでしょうが、フィルム式しか持っていません。残念です。

不思議です。

オートモードで撮影しました。左が1ショット目、右が2ショット目です。フラッシュの反射で、手すりがテカっています。ご覧の通り、続けてシャッターを切っています。いずれも、下二つの光点は街のライト、中央がお月様です。左上に、もう一つ現れています。もちろん画像は作為していません。悪意は黄金を鼻先にぶら下げられた時だけです。不思議です。でも、虫か埃がフラッシュを受けたんでしょう、か?不思議は幾度となく経験していますが、これは(屁)理屈がこける不思議です。多分。

写真の腕はさておき。人の目に、カメラの眼は勝てません。空間を切り取り2次元になった時点で、記録は薄っぺらいセルロイドになってしまいます。お月様が美しすぎました。晩酌をはさみ、書き終えて、一服です。

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