火の山 白粉化粧の山。

二日続けての積雪です。二日続けては、覚えがありません。とはいうものの、ニュースに出てくる豪雪にはほど遠い薄雪です。でも、見える屋根や丘陵は雪化粧です。今まで、交通機関が立ち往生するような状況でも、次の日には日陰に咲く花程度の名残雪が、お日様を避けて雪だるまが佇んでいるぐらいだったのに。金柑の黄色が白に映えます。凍えるのに、元気な緑です。見えないけれど、山鳩がこの下で暖をとっています。違う場所で、チッチチッと声が聞こえます。目の回りが白い、丸い隈取りです。目白ではないですか。なんともはや。それでも、スポーツデイは健在でした。10キロの距離で光景は一変します。雪の痕跡は、火の山にあるのみ。若草山だけが化粧をしています。2週間前は燃え燃え火の女が、色白美人です。白い妖精は家庭内事情をかき乱し、一時間遅れでの参加となりました。ホンマ、テニス仲間の強運と行いの良さに頭が下がります。遠景です。人工の緑と雪解け水を含んだ天然のサンドベージュが曇り空に色を添えます。お隣では同世代が溌剌です。私は適度に湿気を吸ったチェで、合間の一服。この運動公園年齢分布は、コート面比率では、同世代が70%、働き盛りが10%、ヤングが20%というところでしょうか。人口比率では大学サークルヤングが60%を超える勢いです。この写真は仲間にお願いし、スマホからPCに送ってもらいました。夕刻からまたもや、吹雪いたり、ちらちらしたり、ややこしい雲行きです。

止んだかと思うと、雲が切れおぼろ月夜となります。今は頭上です。目の前のアルミのサッシが額縁となります。いい光景です。一服。

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