初冠雪で、一服。(ヴィンテージ家具補足)

夜中に、雪が降ったようです。自然は、人類の予測なんてこんなもんさ、と、うそぶくように半日遅れで白い妖精を使いに寄越したようです。スポーツディ当日は、晩酌を終えたら、コテン。この日ばかりは思いを巡らせて、眠れぬ夜に悩むこともありません。アルコールと運動が精神と肉体をやわらげてくれます。体力の無さを身に沁みこませてくれます。少しの負荷でバタン、キュ〜です。グッスリです。なので、白い妖精が歌うシンシンシンの声も、北風小僧のワンパクな雄叫びも知りません。朝日を浴びてほのかに残る丘の雪で気がつきます。早速、外に出て、初冠雪を楽しみます。思いのほかにうっすらでしたが、人気の多肉植物は埋もれています。手がかじかみます。煙管煙草ケースから道具を出すのもようようです。ライターのオイルも冷えビエのようでなかなか火を差し出してくれません。手のひらで凍えたボディを包み込み、やっと一服です。雪は好きです。色が消えます。賑々しさが潜み、静寂です。モノトーンです。銀色一色に輝きます。素敵です。でも、年に1〜2回でいいです。豪雪地方の方は大変です。

ヴィンテージ家具の補足です。お問い合わせがありましたので、弊ブログでお知らせしてもよいか、KING of YAKANの前で暖をとられていた、好青年主人に確認してきました。「ヴィンテージ家具の店 SAWADA」さんです。住所は奈良県生駒市小明町1826−5です。ググってください。看板はありません。お店を記す物はありません。でも、一目瞭然です。お近くの方も、遠くの方も、物見だけの方も、是非、どうぞ、とのこと。残念ながら、もはやローズウッドは見かけませんでした。後ろ姿が男前のご主人です。気さくです。

キッズシェルフです。「SAWADA」さんの売り物ではありません。縁者のオーダーで去年春に作った物。かわいいでしょ。東北大震災前なら材料費3,000円ほどで作れたのに、5,000円近くかかりました。

人生は、いろんな事と所と時間とリンクしています。

 

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