冬の大阪 石切さん 方形灰皿で一服。

新年の週も、はや1週間を過ぎようとしています。本格稼働はまだ少し余裕があるので、石切さんへ行ってきました。昨日ふと思いつき、縁者とご祈願です。正式には石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)のお名前ですが、堅いことは言わず「でんぼ(関西で腫れ物のこと)の神さん」の愛称で親しまれています。最寄り駅から坂を延々下ってほぼ1km。行きは良いよいで、所狭しと占いの館や大仏さん、お不動さん、大黒さんのほこらが並ぶ昔ながらの細い参道をポッチリテクテクと歩みます。民間信仰が息づく愛される神さんです。15分ほどで着くのですが、今日はポッチリポッチリ。程よいところで出迎えてくれる大仏さんのお膝元にて一休み。石のベンチに喫煙所。 “冬の大阪 石切さん 方形灰皿で一服。” の続きを読む

ライター補足

「冬の京都 終い弘法 その2 独逸との出会い」で紹介しました、ライターの補足説明です。ライターは着火から消火まで、その手数により基本的に3分類されます。(ごく稀に異端児がありますので、基本形です)①着火から消火まで1アクションで終了するタイプ ②着火と消火の2アクションが必要なタイプ ③着火の準備・着火・消火の3アクションが必要なタイプ です。画像のライターはそれぞれに符合しています。 “ライター補足” の続きを読む

楕円のブログよ、どこへ行く。

三が日も終わりました。駅伝、サッカーと冬の人気スポーツがテレビに花を添えています。ほぼスポーツとニュースしかテレビは利用しません。あんまりにもくだらないから。ひな壇芸人、MCはもううんざりです。それはさておき、ラグビーが大好きです。一時ブームとなりましたが、今はどうなんでしょうか。高校ラグビーがクライマックスです。行ける年はラグビーの聖地・花園へ準々決勝を見に行きます。 “楕円のブログよ、どこへ行く。” の続きを読む

 一献、一杯、一服。一日の不思議。

今年は珍しく、一日に一族郎党勢揃いしました。一年を通じればポツポツと個別には顔を拝むことができるのですが、一同に会するのは久しぶりです。二日には妹も訪れ、近親者に集約して会うことができました。一献に始まり、二杯、三々五々で、独り酒の今日三が日まで痛飲、痛食です。昭和中期、私がチビちゃんだった頃には、こんな目出たい席で父親はチビを膝の上に抱きプカプカ、集まった縁者はモクモク煙にまみれながら幸せに笑っていました。今は、そうはいかないですね。換気扇の下、外で、愛煙家の縁者としばし談笑です。

で、下の画像。 ” 一献、一杯、一服。一日の不思議。” の続きを読む

冬の奈良。二拝二拍手一拝。二服。

あらためまして。新しい年の幕が開けました。本年もよろしくお願いいたします。

もう初詣はお済みでしょうか。先ほど、昨年の無事のお礼と今年の無事のお祈りを両手いっぱいに抱え、お参りをしてきました。地元の氏神様です。この写真は本殿手前の鳥居。大鳥居は国道沿いに立っています。立派な大鳥居です。そこから200〜300mぐらいでしょうか。アスファルトから砂利の道に変わり、出迎えてくれます。まずは、鳥居前で気を鎮めるために一服です。ひんやりとした冷気と雑木林の精気、フィトンチッドがおいしいです。 “冬の奈良。二拝二拍手一拝。二服。” の続きを読む

除夜の汽笛とオーシャンフレーバー。

今の住居に越す前は、湾岸地区に住んでいました。観光地でもなんでもなく、貨物船が常駐し、積み荷を降ろす倉庫波止場の近所です。街中に入った、河口に近いところなんですが、魚も釣れました。四季折々にイワシ、アジ、サヨリなんて小魚が暇つぶしによく遊んでくれました。たまに、セイゴ(関西ではこの呼び名ですね。スズキの子)黒鯛なんてのも顔をのぞかせたり。さすが茅渟の 海(ちぬのうみ)です。閑話休題。 “除夜の汽笛とオーシャンフレーバー。” の続きを読む

2017年は煙管を携えて。

今年も余すところ、二日とちょいになりました。年々、時の流れが加速しているように思います。苦しいことや、切ないことや、つらいことやら、いっぱいあって、楽しいことや、うれしいことも、お裾分け程度にあった一年でした。来年はお笑い神事のご利益で、きっと良いことがあるはずと、アメーバのように不形だけど、鋼の堅い願望を抱き、新作を作ってみました。 “2017年は煙管を携えて。” の続きを読む

特別な日と酒と、いつもの煙草。

寒いですね。冬将軍も重たい腰を西へ、南へと向け始めたのでしょうか。冷え込みます。今日は、脇道をちょっとお散歩、独り言です。

特別な日、と言っても大仰に語る程のものではありません。誰にでもある日です。静かに通り過ぎて行く一日です。でも、今日に飲み終える酒があります。一年前に貰った、ウイスキー。そう決めていました。味が変わろうが、気が抜けていようがヘッチャラです。高価な、特別な酒でもありません。どこの酒屋でも手に入るブレンディッド スコッチです。決して深刻な心ではありません。おまじないというか、縁起担ぎというか、何となくまた一年かけて飲む特別な酒が手に入りそうな気がして。ただそれだけ。夜が更けたらチビリチビリと飲ります。気が向いた時に舐めていたので、程よく残っています。お相手はもちろん銀色のゲバラくん。でも、ウイスキーには、やっぱりパイプの方が様になるよなぁ。

 

 

雨の日は、今日も元気だ、煙草がうまい。

明け方にかけて、冬の嵐でした。鼓笛隊のように窓をたたく雨粒、ビュービューとうなる風の叫び声で、目が覚めてしまいました。夜が開ける頃には、何事も無かったかのようにピタッと治まり、様子を見に外へ。カエルも紅葉の傘が役に立たずびしょ濡れ。うれしそうに笑っていました。煙管煙草ケースから、煙管を取り出し一服。煙草の葉っぱをつまむと、程よく加湿されています。おもむろに火皿に詰め、愛用のライターで火をつけます。甘くて、おいしい! “雨の日は、今日も元気だ、煙草がうまい。” の続きを読む